ようやく、心も落ち着き整理が
できました。
思いつくままに軍治郎への
惜別の言葉を書き殴りました。
長文、駄文ですが読んでやってください。
〜柩の中の君はおだやかだった。
「シゲ!何しに来たんや?」と
声をかけてくれそうやった!
悲しいというより真底寂しい、
くやしいよ!
初めて君と言葉を交わしたのは大学2年の春、クラブの同期、
新2年生の親睦会。
その後の3年間、妙に気が合ったのか家族といる時間より長い時間毎日を過ごしたようだった。
卒業に際して
「お互い、一生の友やで!」と
言ってくれたなあ!
ここだけの話、ひょっとしたら、君がおにいさんで俺が弟、兄弟になっていたかも?(これは内緒?)
卒業後も週末に梅田や難波を飲み歩き、ゴルフに明け暮れ、恋なんてする間がないなあ、なんての
毎日やったのに裏切りものめ!
ある日突然べっぴんの才気活発な
お嬢さんを紹介、そして婚約。
その後は俺より早く結婚、子供も早くに、それも1人多く授かりと
いつも、一歩も二歩も前を歩いていたなあ?
友情と呼べるほど綺麗ごとではないけど「腐れ縁」かなあ、とお互い自嘲気味に笑いながら付き合っていたよなあ。
俺の結婚式の司会進行を引き受けてくれて見事に盛り上げてくれたよなあ。
その時の色紙におまえは
「やっぱり、俺の嫁はんが一番や!」と憎まれ口たたいていたなあ?
ゴルフを兼ねて子連れの家族旅行もしたなあ!
あの時、何処に行くにも放さない
タオルを咥えていた
よちよち歩きだったゴーちゃん、恰幅よいお父さんになられた長男さんが通夜、告別式に見事な挨拶
をされ立派に喪主としての役割りを果たされましたよ。
おまえに見せてやりたかった。
俺が3日だけおまえより先に旅立つから通夜に
「涙を2つ以上とJim ReevesのDear hearts and Gentle peopleを流してくれよ!」と
おまえには頼んでいたけど?
その約束を果たさずに
俺を裏切りやがって、
「なにが一生の友や!」と--
愚痴ってるよ。
齢80.
いままで、数えきれないくらいの葬儀に出席してきたが、
一番心あたたまる葬儀だったよ。
なんといっても、10人のお孫さんが羨ましいくらいおじいちゃんを「グンじい」を慕っている事が俺にわかったから!
まだ、俺は受け入れていないよ!
「おい、エエ店見つけてん、○曜日空いてるか?」という電話を
待ってるで!
俺より早く結婚し、俺より早く子を授かり、俺より早く多くの孫に恵まれ
俺より早くホールインワンを達成したがなにもよりによって俺より先に早く「逝く」ことはなかったやろ!
竹内まりやの「人生の扉」が
通夜、告別式の始まりに流れて
いたなあ。
I say it’s fine to be 60
You say it’s alright to be 70
And they say
still good to be 80
But I’ll maybe live over 90
90歳は無理やから、もうすぐ
俺も逝くから、「旨い酒」と
「綺麗なねえちゃん」用意しといてや!
君のこよなく愛した奥様の情報も
いっぱい仕入れとくわ。
出会えてよかったよ!
本当にそう思う!
楽しかったなあ、
おまえとつきあえて!
ありがとう!
感謝してるよ!
おまえの写真を側に晩酌してる。
グン、シゲと呼びあいたいなあ!
また逢おうな?
その時まで元気でな?
また、いつか会えるといいなあ!