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としよりのひやみず

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喜寿迎えた年寄の戯言

いじめ問題

2015年7月11日(土)

いじめによる中学生の自殺

 メディアは教師ばかり批判して、いじめる子供の責任を追及しないのはおかしい。
「教師はどうして、いじめを見抜けなかったのか。
どうして子供を守れなかったのか。」と、SOSを生徒は発していたのに・・・。
教師を執拗に追及するが、いじめる子供を非難することは、まずないです。

 いじめの根本問題は、いじめる子供のはずです。
いじめる子は何か悩みを抱えていて、苛々し、誰かを攻撃しないと、
気が済まないのかもしれない。
その子自身が、兄弟や親に暴力を加えられているのかも知れない。
いじめっ子の不満を解消することが重要で、
そのためにはいじめる生徒を見つけなければいけない。
報道にそのような視点はないようです。

 いじめる子の不満を解決してやらない限り、
教師が今いじめられている子供を守っても、他の子をいじめるだけで、
問題はいつまでも続くのではないか。
いじめっ子が、誰もいじめることができなくなったら、物を壊したり、
事件を起こしたりするのではないか。

 道徳教育の充実を訴える人達もいるが、長期的には必要かもしれないが、
短期的には逆効果かもしれない。
苛々していて、正常な精神状態でない子供に、「こうすべきだ。」と、
道徳を教えたら、もっと苛々するかもしれない。

 マスコミには、いじめを解決した例が出ないのも、おかしいです。
いじめに対処できなくて、自殺者を出す学校もありますが、
日本には、いじめ問題をうまく解決した教師も、いるはずでしょう。
それなのに、うまく行った事例は全く取り上げず、
失敗した例ばかりメディアはとりあげます。
明らかに偏向しているのでは。
メディアはいじめを利用して、教師を叩いています。

 いじめをうまく解決した事例をテレビなどでやれば、
いじめ問題に取り組んでいる教師の参考になって、
解決が早まるのではないでしょうか。
マスコミは、成功例を捜し出して取り上げるべきです。

 そもそも、学校が明るくて楽しければ、いじめは殆ど起きない。
楽しいことがないから、荒っぽい子供は友達をいじめて、
憂さ晴らしをするのです。
明るくて楽しい学校にすれば、いじめは起こらないはずです。
楽しい学校を造ることが、究極の目標でそのためにやるべきことを
教師はみんなで知恵を出し合って話し会えば良いのではないでしょうか?
by kanreki0401 | 2015-07-11 22:31 | 折々の記 | Comments(0)

by kanreki0401